材料4つ 炊飯器でほくほく秋の味
秋になると食べたくなるものといえば、やっぱり栗ご飯。スーパーや直売所で栗を見つけると作りたくなりますが、栗の皮をむくことを考えると、少し面倒そうに感じませんか?
私も皮むきを始めるまでは「大変そうだな」と思います。でも、実際に作ってみると、皮さえむいてしまえば、あとは炊飯器にお任せ。難しい味付けも特別な調理器具も必要ありません。
今回は、米2合と栗300gぐらいで作る、わが家のシンプルな栗ご飯をご紹介します。使う調味料は酒と塩だけ。栗そのものの甘みが引き立つ、素朴でほっとする味です。
栗ご飯の材料
| 材料 | 分量 |
| 米 | 2合 |
| 栗 | 300g |
| 酒 | 大さじ1 |
| 塩 | 小さじ1 |
材料はたったこれだけです。だしや醤油を入れなくても、栗の甘みとほどよい塩気で十分おいしく仕上がります。お好みで、食べるときに黒ごまをかけてください。
作り方
1 栗を洗って水に浸す
まずは栗をきれいに洗い、水に浸しておきます。水に浸すと硬い皮が少しやわらかくなり、そのままの栗よりもむきやすくなります。
「何時間浸せばいいの?」と思うかもしれませんが、私はかなり適当です。時間に余裕があれば長めに浸し、急いでいる日は家事をしている間だけでも大丈夫。皮がまだ硬いと感じたら、もう少し浸してから作業を始めます。毎日の料理なので、あまり難しく考えず、自分の都合に合わせて準備しています。
※長時間水に浸す場合は、冷蔵庫で保存してください。
2 栗の皮をむく
栗ご飯作りで一番大変なのが、この皮むきです。外側の硬い鬼皮をむき、そのあと内側の渋皮も取り除きます。

栗の皮むき中。滑りやすいので、指を切らないよう慎重に。
むき方は、正直なところ適当です(笑)。きれいな形にむける栗もあれば、途中で欠けてしまう栗もあります。でも、家で食べる栗ご飯なら、形がそろっていなくてもまったく問題ありません。
炊いてしまえば、少し欠けた栗もご飯の中になじみます。小さくなった栗がご飯に混ざるのも、それはそれでおいしいです。見た目を気にしすぎず、食べられる部分を残す気持ちでむいていきます。
ただし、栗は丸くて滑りやすく、皮も硬いので注意が必要です。包丁に無理な力を入れず、栗をしっかり押さえて少しずつむいてください。指を切らないことが何より大切です。
300gの栗をむき終わるころには「栗ご飯って意外と大仕事だな」と思うかもしれません。でも、ここを乗り越えれば、ほぼ完成したようなものです。
3 むいた栗を水に入れる

むき終えた栗は水に入れて、変色を防ぎます。
皮をむいた栗は、変色を防ぐために水に入れておきます。全部むき終わったら、栗をざるに上げて水気を切ります。
こうして見ると、300gでもなかなかの量です。形が少しくらい不ぞろいでも大丈夫。自分でここまでむいたと思うと、炊き上がりがますます楽しみになります。
4 米と調味料を炊飯器に入れる
米2合をいつも通りに洗い、炊飯器にセットします。
酒大さじ1を加えてから、水を炊飯器の2合の目盛りまで入れます。塩小さじ1を加えて軽く混ぜ、その上にむいた栗を広げます。栗を入れてからは、無理にかき混ぜなくても大丈夫。お米の上に並べるような気持ちで、全体に広げれば準備完了です。
5 いつも通り炊く
特別な炊き方はしていません。いつも通り炊飯器のスイッチを押し、炊き上がるのを待ちます。栗の皮むきでは少し苦労しましたが、ここまで来れば本当に簡単です。
炊き上がってふたを開けると、栗ご飯らしいいい香りが広がります。ほくほくした栗とつやのある白いご飯を見るだけで、秋が来たなあと感じます。
栗をつぶしすぎないよう、しゃもじを底から入れて、ふんわりと混ぜたら完成です。
完成した栗ご飯

大きな栗がごろごろ入った、炊きたての栗ご飯。
最後に黒ごまを少しかけました。黄色い栗と白いご飯に黒ごまが映えて、見た目も一気に栗ご飯らしくなります。
今回のレシピは、醤油やだしを使わず、酒と塩だけのシンプルな味付けです。そのため味が濃くなりすぎず、栗本来のほんのりとした甘さをしっかり楽しめます。ほくほくした栗と、ほどよく塩気のあるご飯の組み合わせが最高です。
そして何より、自分でむいた栗はおいしいものです。シンクにたまったたくさんの皮を見ると少し疲れますが、そのぶん達成感もあります。手間をかけた秋のごちそうは、いつもの食卓を少し特別にしてくれました。
栗ご飯をおいしく作る小さなポイント
栗は水に浸してからむくと、皮が少しやわらかくなって作業しやすくなります。むいた栗も炊飯器に入れるまでは水につけておくと、変色を防ぎやすくなります。
水加減は普段の2合分を目安にし、栗は最後に米の上へ。炊き上がったら、栗の形を残すようにやさしく混ぜます。きれいにむけなかった栗があっても大丈夫です。家で食べるのだから、おいしければOKです。
まとめ
今回は、米2合と栗300gで作る、わが家の簡単な栗ご飯をご紹介しました。材料は米、栗、酒、塩の4つだけ。栗を水に浸して皮をむき、お米と調味料と一緒に炊飯器で炊くだけです。
皮むきには少し根気が必要ですが、大変なのはほぼそこだけ。皮をむき終えれば、あとは炊飯器に任せられます。形が多少ばらばらになっても気にせず、気楽に作れる家庭の味です。
旬の栗が手に入ったら、ぜひ作ってみてください。炊飯器を開けたときの香りと、ほくほくの栗を見ると「今年も秋が来たなあ」という気分になります。シンプルだからこそ栗のおいしさを味わえる、わが家の秋の定番ご飯です。


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