富士登山には、過去3度挑戦しました。
富士山には山頂までいくつかのルートがありますが、私の初めての富士登山は2014年の吉田ルート。
初心者向けと言われているルートです。
ちなみに山に登ることを「アタック」と言うらしい。
なんかカッコいい(笑)
初めての登山だったので、インストラクターさんもいるバスツアーに参加しました。
これなら安心!
……と思っていました。
2014年、初めての富士登山は吉田ルート
いざ登り始めてみると、道中はすごくゆっくり進んでいるのに、
しんどい……。
酸素が薄いせいなのか。
それとも単純に私の体力のせいなのか(笑)
とにかく想像以上に過酷でした。
小学生らしき子も何人か登っていましたが、これがまた元気!
ひょいひょい登っていきます。
もしかしたら初心者とか小さい子の方が、余計なことを考えず勢いで登れちゃうのかもしれません(笑)
富士山にペットボトル6本を背負っていった私
そして私。
何を考えたのか……
500mlのペットボトルを6本背負って登りました。
3リットルです(笑)
山の上で飲み物を買うと高いじゃないですか。
節約家の私は、
「だったら下から持っていけばいいじゃん!」
と思ったわけです。
……重い。
そりゃそうだ(笑)
今度また富士山に登る機会があったら、多少お高くても山で買います。
これはケチってはいけないところでした(笑)
夕方、山小屋へ到着
お昼ごろに五合目を出発して、夕方には山小屋へ到着しました。
夕飯はカレーライス。
山小屋はちょっとした食堂のようになっていて、足りなければ追加で食べ物を買える感じでした。
アルコールも置いてありましたよー。
初心者の私たちは登っている途中の休憩が多く、そのたびにモグモグ。
お菓子を食べたり、飲み物を飲んだり。
そのため、小さめのカレーでも大満足でした。
山小屋の寝床はこんな感じ
そして寝る場所。
部屋が一人ずつ分かれているわけではありません。
例えるなら……
カプセルホテルで「みんなで添い寝」みたいな感じ(笑)
一つのスペースに4人くらいで寝て、出入り口はカーテン。
Wi-Fiも使えました。
とはいえ、これだけの人数がいますからね……。

まあ、寝るか(笑)
山小屋で隣のお姉さんが消えた
寝るといっても、本当に仮眠程度です。
そして起きてみると、
「あれ?」
隣で寝ていたはずのお姉さんがいない。
どうやら高山病になってしまい、登頂を諦めて下山したそうです。
怖いですよね😱
標高が高くなるほど高山病のリスクがあるため、初心者のツアーではゆっくり時間をかけて登っていきます。
山小屋で体調を崩してリタイアする人もいました。
富士登山って、本当に「登れば何とかなる」というものではないんだなと実感しました。
午前2時、山頂へ向けて出発
午前2時。
山小屋を出発します。
まだ真っ暗。
ライトを灯しながら、みんなで列になって山頂を目指します。
これがまた……
果てしない。
もう山頂が見えているのに、なかなかたどり着かない(涙)
そして寒い!
ダウンを着てホッカイロを持っていても寒い。
手もかじかんできます。
そして、
「あれ?」
雪ですよね?
8月ですけど?(笑)
富士山を完全になめていました。
苦労して登った先に待っていた景色
そして、やっと山頂へ。

目の前には一面の雲海。
さっきまで「もう無理……」なんて思っていたのに、この景色を見ると一気に吹き飛びます。
これは地上ではなかなか見られない景色。
写真を見返した今でも、よくここまで登ったなぁと思います。

そして、ご来光。
雲の向こうから少しずつ太陽が出てくる景色は、本当にきれいでした。
寒いし、眠いし、しんどい。
でも、この瞬間は忘れられません。

山頂では火口も見ることができました。
「富士山って火山なんだなぁ」と、当たり前のことを改めて実感(笑)
そして――。
ここまで読んで、
「なんでそんな大変な思いをして富士山に登ったの?」
と思いますよね。
理由は……
富士山に登った本当の目的
御朱印が欲しかったからです(笑)

そう。
当時の私には、
空前の御朱印ブーム到来‼︎
富士山の山頂でいただける御朱印が欲しい。
ただそれだけ(笑)
そのためにペットボトル6本背負って、寒さに震えながら山頂まで登ったわけです。
我ながら御朱印への執念がすごい(笑)
だったら、なぜ3回も富士山に登ったの?
ここで新たな疑問。
御朱印が目的なら、一度登ればいいですよね。
なのに私は、
3回登っています。
なぜか。
時は流れて2019年。
平成から令和へ変わった年です。
そこで知ってしまいました。
令和元年の特別な御朱印がいただける。
……欲しい。
はい。
また登ります(笑)
2回目は富士宮口ルートから挑戦
2回目は富士宮口ルートを選びました。
富士宮口は傾斜が急ですが、その分、山頂までの距離が比較的短いルート。
「距離が短いならこっちでしょ!」
ということで選択しました。
今回は前回の反省もあり、ちゃんとトレーニングもしました。
違う山に登ったりして、少し体を慣らしてから挑戦。
だって1回目、本当に辛かったんです(笑)
ところが――。
悪天候。
まさかの9合目まで。
山頂まで行くことができませんでした。
これはしょうがない。
山では安全第一。
無理して登って何かあったら大変です。
……と、自分に言い聞かせながら下山しました。
普通ならここで、
「残念だったね。また来年!」
となりますよね。
私は違いました。
帰りのバスで次の富士登山を予約(笑)
帰りのバスの中。
スマホを取り出し……
空きのある富士登山ツアーを検索。
ありました。
予約。
5日後(笑)
自分でも、そこまでする?と思います。
でも令和元年はこの年しかない!
欲しいものは欲しい(笑)
こうしてわずか5日後、3回目の富士登山が決定しました。
3回目、再び富士宮口ルートへ

また来ちゃいました。
富士山(笑)
5日前に来たばっかりです。
標高2400mの富士宮口五合目から、再び山頂を目指します。

途中の山小屋。
こういう写真も今になって見ると懐かしい。
登っている最中は景色を楽しむ余裕なんて、ほとんどありませんでしたけどね(笑)

標高が上がるにつれて、景色もどんどん変わっていきます。
そして今回は――
無事、山頂へ!
念願の「令和元年」の御朱印

ついに手に入れました。
令和元年の御朱印!
朱印の色が茶色っぽいですよね。これは、朱肉に山頂の土が練り込まれていからだそうですよ。
これが欲しくて、
悪天候で9合目から下山して、その帰りのバスで次のツアーを予約して、5日後にまた富士山へ(笑)
今考えるとなかなかの執念です。

そして御朱印帳も。
いやぁ……
満足(笑)
富士山に3回登って思うこと
初めて登ったときは、本当に大変でした。
酸素は薄い。
寒い。
眠い。
荷物は重い。
しかも自分でペットボトル6本も背負っている(笑)
高山病でリタイアする人も何人も見ました。
2回目は悪天候で山頂まで行けませんでした。
それでも5日後にもう一度挑戦。
そして3回目で、念願だった令和元年の御朱印をいただくことができました。
「富士山に登るのが大好きなんですね!」
と言われたら……
うーん。
どうでしょう(笑)
私の場合、
御朱印が欲しかっただけなんですけどね(笑)
でも、そのおかげで雲海も、ご来光も、富士山頂の景色も見ることができました。
きっかけは何だっていいのかもしれません。
あの御朱印が欲しいと思わなかったら、私は一生、富士山の頂上からあの景色を見ることはなかったでしょうから。
そして、もし4回目があるとしたら……
今度こそペットボトル6本は持っていきません。
山の上で買います。
高くても買います(笑)
めでたし、めでたし!


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