「貯金したいのに、なぜかお金が残らない」
そんな悩みを持っている人、結構いるのではないでしょうか。
今でこそNISAで資産形成をしている私ですが、昔の私はまったくと言っていいほど貯金ができませんでした。
お給料をもらったら使う。
欲しいものがあったら買う。
将来のために貯金?
そんなこと、ほとんど考えていませんでした(笑)
でも今になって振り返ってみると、私が貯金できなかったのには、それなりの理由があったような気がします。
今回は、そんな私がなぜ貯金できなかったのか、そしてどうやってNISAを始めるところまでたどり着いたのかを書いてみようと思います。
貯金できなかった理由① 子どもの頃に欲しいものを買えなかった反動
私は、決して裕福とは言えない家庭で育ちました。
小さい頃は欲しいものがあっても、何でも買ってもらえるような環境ではありませんでした。
もちろん当時はそれが普通だと思っていたし、子どもの頃から「うちは貧乏だから不幸だ」なんて思っていたわけではありません。
ところが、大人になって自分で働いてお金を稼ぐようになると、その反動がやってきました。
自分のお金で好きなものが買える!
これが楽しくて仕方なかったんです(笑)
今まで我慢していた分を取り返すかのように買いました。
働いて給料をもらって、欲しいものを買う。
また給料をもらって、また買う。
当然、貯金なんてできません。
今振り返ると「貯金できない人」だったというより、
お金を持っていることより、お金を自由に使えることが嬉しかった
のかもしれません。
就職氷河期 高校生だった私の就職活動
私が高校生だった頃は、いわゆる就職氷河期でした。
もともと高校卒業後は就職することが決まっていたので、私は最初から就職に有利そうな学校を選んで進学しました。
ところが高校3年生になり、いざ就職活動が始まってみると、世の中はそんなに甘くありません。
大卒でも仕事がなかなか見つからない時代です。
高校に来る求人も、工場の作業員などの募集が中心でした。
しかも求人票が来たからといって、自由に応募できるわけではありません。
人気のある会社は校内でも希望者が殺到。
まず学校の中で選ばれなければ、会社の採用試験にすら進めません。
そして私は……
選ばれず(笑)
やっと校内選考を通っても、その先の会社の面接で落とされることもあります。
今考えても、高校生にはなかなか厳しい時代でした。
友達は水商売の世界へ
就職活動に嫌気がさして、別の道へ進んでいった友達もいました。
当時、私の周りでは水商売の世界に入っていく子もいました。
不思議なことに、私の記憶では勉強のできる優秀な友達ほど、そちらの世界へ進んでいった印象があります。
当時、友達から聞いた時給は1,800円くらい。
今なら地域や仕事によっては珍しくない金額かもしれませんが、当時の私にはものすごい金額に感じました。
東京でキャバ嬢になった友達からは、
「お客さんにマンション買ってもらった!」
なんて話まで聞きました。
「東京ってお金持ちいっぱいいるー!」
と言っていたのを今でも覚えています(笑)
もう全然連絡を取っていないけれど……
元気かなぁ?
振り返ってみると、あの頃が人生で一番お金がなかった時期だったかもしれません。
そんな私も無事に就職できました!
そんな私はというと……
結論から言えば、
無事に就職できました!
しかも事務員です。
どうやって就職したのかというと、これがまた私らしいというか(笑)
当時働いていたアルバイト先のオーナーが、知り合いの会社に掛け合ってくれたんです。
そのおかげで無事、就職することができました。
本当にありがたい話です。
こうして社会人になり、自分でお給料をもらえるようになりました。
さあ、ここから貯金生活の始まり!
……とはなりません(笑)
手取りのほとんどは「欲」で消えていった
初めて自分で稼いだお金。
今まで買えなかったものも、自分のお金なら買えます。
結果、
手取りのほとんどは欲で消えていきました(笑)
洋服が欲しい。
遊びたい。
欲しいものを買いたい。
「来月また給料が入るんだから大丈夫!」
そんな感覚だったと思います。
今のように、投資やNISAについて簡単に情報を得られる時代でもありませんでした。
そもそも私は、お金について勉強しようとも思っていませんでした。
貯金できないのに、
「どうしたら貯金できるんだろう?」
と真剣に考えた記憶すらありません。
若かったんですね(笑)
貯金できなかった理由② 保険のお姉さんとの出会い
そんな私にも「将来のためにお金を残そう」と思うきっかけがありました。
それが、保険のお姉さんとの出会いです。
今思うと、本当にお金について無知でした。
お恥ずかしい(笑)
そこで私は個人年金保険に加入しました。
毎月の支払いは、
17,000円。
これを約10年間続けました。
月17,000円なら年間204,000円。
10年間なら単純計算で約204万円です。
当時の私にとって、毎月17,000円を積み立てるというのは結構な金額でした。
ただ、自分で銀行口座に貯金していたら使ってしまった可能性もあります。
そう考えると、半強制的にお金を積み立てられたこと自体は悪くなかったのかもしれません。
問題は……
私自身が商品の内容をよく理解していなかったことです。
約10年続けた個人年金を解約
約10年間、毎月17,000円を払い続けた個人年金。
ところが、いざ解約してみると……
「あれ? 思っていたより少ない!」笑
私の場合、受け取った解約返戻金は、それまでに支払った保険料の合計を下回っていました。
つまり、元本割れです。泣笑笑。
今回の経験で学んだのは、金融商品は内容をきちんと理解してから契約することが大切だということです。
もちろん、個人年金保険は商品や契約内容、加入時期、解約するタイミングなどによって条件が違います。
そのため「個人年金はダメ」という話ではありません。
今になって一番反省しているのは、
よく分からないまま契約して、よく分からないまま毎月17,000円を払っていたこと。
これです。
保険のお姉さんは加入するときに「良い商品ですよ」と一生懸命説明してくれました。
だから解約するときは、なんとなく言いづらくて……お姉さんには言えませんでした。
その後、電話で必死になって解約しました(笑)
そして、戻ってきたお金でNISAを始めました
私が2021年から続けている積立投資の運用結果は、こちらの記事で公開しています。
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個人年金を解約して戻ってきたお金。
この資金を使ってNISAを始めました。
これが私の資産形成のスタートです。
最初から投資に詳しかったわけではありません。
むしろ逆です。
貯金もできなかった。
お給料は欲しいものに使っていた。
金融商品についてもよく分かっていなかった。
そんな私でも、少しずつお金について考えるようになりました。
貯金できなかった私が思う、お金を残すための第一歩
昔の私にアドバイスできるとしたら、これだけは言いたいです。
「貯金は余ったらするものじゃない!先に取っておくもの!」
「今月余ったら貯金しよう!」
なんて思っていても、月末にはきれいさっぱりなくなっている。
少なくとも昔の私はそうでした(笑)
だからこそ、先取り貯金が大切なんだと思います。
振り返ってみれば、毎月17,000円の個人年金を約10年間続けられたのも、先にお金が引き落とされる仕組みだったからなのかもしれません。
自分の手元にあったら、きっと使っていたと思います(笑)
もちろん、個人年金は途中で解約して元本割れしてしまいましたが……。
それでも、毎月決まった金額を積み立てる習慣ができたことは、私にとって良い経験でした。
今思うのは、最初から大きな金額を貯めようとしなくてもいいということ。
月5,000円でも、1万円でも。
生活に無理のない金額を、給料が入ったら先に貯金用の口座へ移しておく。
生活費や急な出費に備えるお金を確保したうえで、余裕があればNISAで資産形成するのも一つの方法だと思います。
残ったお金で生活する。
これが、貯金できなかった私には一番合っている方法だと思います。
結局、あったら使っちゃうんだよねー(笑)
節約だけでは続かない。だから今も楽しみたい
資産形成を始めたからといって、私は何でも我慢する生活をしたいわけではありません。
旅行にも行きたい。
美味しいものも食べたい。
欲しいものだってあります。
昔のように手取りのほとんどを使ってしまうのは困りますが、反対に将来のためだけに今の生活を我慢するのも、私には合いません。
だから私が目指しているのは、
「将来のためのお金を先に確保する。残ったお金で今の生活も楽しむ!」
という生活です。
NISAの枠を毎年すべて埋められなくてもいい。
人と比べなくてもいい。
自分の生活を楽しみながら、できる範囲で続けていけばいいと思っています。
まとめ|貯金できなかった私でも資産形成は始められた
昔の私に、
「将来、NISAを使って資産形成してるよ」
と言ったら、たぶん信じないと思います(笑)
お給料をもらえば使ってしまう。
貯金できない。
金融商品のこともよく分からない。
そんな状態からのスタートでした。
個人年金で元本割れしたことも、今となってはいい勉強代だった……
と思うことにしています(笑)
大切なのは、過去に貯金できなかったことではなく、
これから入ってくるお金をどう使うか。
私はそう思っています。
「今まで全然貯金できなかった」
という人でも、今日からいきなり完璧な節約生活を始める必要はありません。
月1万円でも5,000円でもいい。
まずは自分が何にお金を使っているのかを知って、無理なく残せる仕組みを作っていく。
そして私は、貯金できなかった過去があるからこそ、今も節約を「我慢大会」にはしたくありません。
将来のためにお金を残す。でも今の人生も楽しむ。
これからも「ゆるっと資産づくり」を続けていこうと思います。


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